夫の単身赴任に思うこと

夫が転勤による単身赴任で、家を出て行くことになりました。

1ヶ月前に突然転勤が決まり、家庭の事情で単身赴任することになって、夫も私も戸惑いました。

その上、中小企業のために単身赴任手当がまったくつかず、二重生活で経済的に大変なことになるからです。

帰省費なども何も出さない会社に対して、かなりの不満を持ちつつも、仕方ないので少しずつ一人暮らし用の家電を買い揃えてきました。

数日前からは、食器などを段ボールに詰め、夫に使い方や食費の節約方法を伝えてきました。

夫は一人暮らしの経験があり、家事もできるので、生活の面では心配はないのですが、とにかくお金のことだけは心配です。

次第に家の中に段ボールが積み上がり、だんだんと夫はもうすぐこの家から出て行くんだという実感が湧いてきたようです。

夫は転勤そのものも、単身赴任も気が進まず辛そうなので、こちらも気分的に沈みました。

私に言いたい放題で、自分に甘く仕事嫌いな夫に対して、私は疲れていたので、開放感もあって複雑な気分になりました。

そんなに家族と別れたくないのなら、何で一緒にいるときに私達を大事にしなかったのかとも思いました。

しかし、夫に対して、今までのマイナスの感情もあるのですが、情もあるので夫がかわいそうにも思えました。

この1ヶ月間は、結婚以来ずっと一緒に暮らしてきた日常が色々と思い出され、楽しかったことも辛かったこともあったため、自然と涙が出てくることもありました。

そんなことを毎日思っていると、眠りが浅いし何度も起きることも度々ありました。

そして、前日に衣類など詰め、買ってきた当面の食料品もダンボールに入れました。

引越し当日は、単身の引越しなのであっという間に搬出が終わり、家の中が少し広くなりました。

夫を見送る際は、夫の辛い気持ちが伝わってきましたが、そのうちいいこともあるだろうと、何とか笑顔で見送ることができました。